Tuesday 6 May 2014

エニアグラムの活かし方は? |エニアグラム Enneagram


自分と違う他人、他人と違う自分を認める手助けにしようや。

自分がどれだけ自分の思いこみに縛られていたんか
がわかることで、
そこから自由になってや、
よりありのままの人間や世界のおもしろさ、すばらしさに近づけるように思うんや。


以下にタイプごとに、ありがちな、
しかし自分では気づきにくい偏見の例を挙げてみるで。


タイプ1・・・自分は何が正しいか、あるべき姿をちゃんと知っとる。
       →別の場面で言ったことと矛盾しとらんか?

タイプ2・・・自分の優しさなしにはみんなが困るやろう。
       →かえって迷惑しとる人はいいひんやろか?

タイプ3・・・認めらる働きをしてこそ価値ある人間や。
       →そうでない人間を尊重せんでええんか?理由はなんや?

タイプ4・・・誰も自分を理解してへんし、自分の言い分はこの社会では通らへん。
       →あなたは他人を理解しとるんか?

タイプ5・・・何でもまず、よく理解しなくてはその先に進まれへん。
       →感情や感覚を大切にする生き方を理解しとるか?

タイプ6・・・自分より優れた人を尊重しとって、差し出がましい意見は言わへん。
       →自分で引き受けるべき責任から逃げとらんか?

タイプ7・・・誰にとっても深刻な話よりも笑える時間の方がええに決まっとる。
       →深刻な状態にある人を傷つけとるのを知っとるか?

タイプ8・・・面倒を見たげたら、尊敬され慕ってもらえる。
       →慕っている振りをされていることはないやろか?

タイプ9・・・相手の言い分はよぉわかるから、怒ったりせえへん。
       →あなたより他人を尊重しなければいけない理由はなんや?


以上はほんの一例やけど、
なかなかそれが偏見であることには自分では気づかへん場合が多いことやと思う。


まずは、自分の思いこみについて、
「ほんまやろか?」
「なぜほんとうといえるんやろか?」
とじっくり問うてみるのも大きな力になるで。


また自分にとって重要な基準も、
他のタイプから見るとどぉ~でもえぇことである場合も多く、
「誰もが同じように世界を見てるんやろか?」
と確認してみるのも自己探求の一つの方法やで。


このほかにもそれぞれのタイプがどれだけ偏見を持って世界を眺めとるか、
そのためにどれだけ自分や他人を無駄に傷つけとるか
ちゅうことがエニアグラムを学ぶ過程で明らかになってくることが多いと思うんや。


本、セミナーなんかで
自分のタイプに特徴的な感じ方を見聞きしとったら、
自分を客観的に見つめる作業はずいぶん楽なものになるで。